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なぜ鳥インフルエンザで鶏を処分しなければならないの?

なぜ鳥インフルエンザで鶏を殺処分しなければならないの? その他

冬に流行する高病原性鳥インフルエンザ。
今年はいろいろな県で発生している。

昨年の12月24日に、千葉県いすみ市の養鶏場から鳥インフルエンザウイルスが検出されましたが、この養鶏場で飼育されている鶏はなんと 116万羽

このすべての鶏を処分しないといけないようです。

そのために、県職員や自衛官が駆り出され、すべての処分を終えるのは1月になるようです。

(参考:毎日新聞 千葉・いすみの養鶏場で鳥インフル 116万羽殺処分へ 東日本で今季初 https://mainichi.jp/articles/20201224/k00/00m/040/064000c)

 

インフルエンザにかかっても人間は処分されないのに、鶏はかかっていないものまで処分される。

なぜ?

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【鳥インフルエンザ】殺処分はかわいそう?なぜ殺処分しなければいけないのか理由まとめ
(2020/02/03 https://rimanmanman.com/toriinhuru)のサイトによると、

鳥インフルエンザというものは、野鳥から家きん(飼育する鳥)へ感染して、 感染した鳥の中で変異して 鳥インフルエンザになるということです。

処分の理由は、 新しい強力なウイルスに変異しないよう予防する ことと、感染が他の養鶏場にまで広がると、売り物にならずに金銭的な被害が大きくなるため、 金銭的な被害拡大を防ぐ ことにあると書かれています。

 人への感染はきわめて稀 のようですが、人がかかると普通のインフルエンザの症状よりもひどくなるようです。

 

気になるお役立ち情報のサイトによると、
(鳥インフルエンザで殺処分になる理由ってなぜ?もう治らないの?https://kihituji8.com/1051.html)

日本では鳥インフルエンザで亡くなった方はいないということですが、 世界では650人が感染して半数以上の386人が亡くなっている のだそうです。

しかもこの数字は確定診断がされたものだけなので、実際はもっとたくさんの人が、鳥インフルエンザで亡くなっていると考えられるということです。

ということは、 鳥インフルエンザに人間が感染すると、亡くなるリスクが大変高い ことになります。

ただ、 感染する原因 は、 鳥インフルエンザに感染した鳥の解体や調理などを行う人が、そのなきがらの血液や体液、排泄物などに触れたとき だそうで、 食べて感染したという事例はない ようです。

このサイトでの処分される理由として、 伝染を防ぐための家畜伝染病予防法という法律によるため と、 鳥インフルエンザの変異による、未知なるウイルスが爆発的に拡大感染するのを防止するため としています。

 

鳥取県のインフルエンザ対策のサイトによると、
(鳥インフルエンザ ヒトへの感染と対処 https://www.pref.tottori.lg.jp/39394.htm)

現在、鳥インフルエンザによる人から人への感染という確実な科学的証拠はない とされています。

ただし、 ウイルスが変異して、人から人へ感染する新型インフルエンザウイルスになる可能性が懸念されている ということです。

 

鳥インフルエンザウイルスの変異 によって 人から人へと感染する新型インフルエンザウイルス になれば、 感染を止めるワクチンがないため、予防できずに感染が世界中に拡大 していきます。

亡くなるリスクが高いため、世界中がパニックに陥る ことになります。

そのため、鳥インフルエンザウイルスが検出された段階で鶏を処分し、 人から人へと感染する新型インフルエンザウイルスに変異するのを食い止めなければならない のですね。

 

コロナウイルスも世界中に拡大してしまっています。

 

インフルエンザにかかっても人間は処分されないのに、鶏はかかっていないものまで処分される。

人間第一主義の世の中なので、鶏はその犠牲になっているのです。

鶏からしてみれば、人間に毎日卵を提供するために、動きが取れない狭いケージの中で、ストレスを溜めながらも一生懸命卵を産んでいるのに、なぜ処分されなければならないのかという気持ちでしょう。

また、毎日世話をされている養鶏場の方は身を切る思いでしょう。

 

鶏をこれ以上処分しないで欲しい。

胸が詰まる思いです。

鳥インフルエンザが発生しないことを祈ります。

 

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