歯磨き粉は直接口内粘膜に触れるし、誤って飲み込むこともあります。
歯磨き粉の成分に発がん性があって、毎日使っているとしたら・・・心配ではありませんか?
口の中に口内炎などの炎症があったり、飲み込んだりすると、ダイレクトに吸収してしまいます。
1日2回以上使う歯磨き粉。
安全な成分で構成された歯磨き粉を安心して使いたいですね。
歯磨き粉に含まれる避けたい危険な成分
ラウリル硫酸ナトリウム
合成界面活性剤のひとつ で主に泡立ちを良くするため に歯磨き粉だけではなく シャンプーなどにも使われています。
毒性があるので発がん性が気になるところですが、 厚生労働省の調査では安全性に問題なし とされています 。
アメリカや欧米の一部では ラウリル硫酸Naを禁止している国もあるようなので、この成分が含まれている歯磨き粉は避けたほうがいいです。
一部の市販の歯みがき粉に含まれているラウリル硫酸ナトリウムは、口内粘膜から吸収しやすくダイレクトに血管に入って、15秒で心臓に達します。あるいは目の裏にたまったり、肝臓や女性の場合は子宮等に蓄積します。
そして最近若年性白内障が多くなってきていますが、それも歯磨き剤が原因の1つだと疑われています。最近の若者に味覚障害が多いのも、歯磨き剤の合成界面活性剤が舌の表面の味蕾細胞を溶かし破壊しているのが原因だと言われています。
(環境ホルモンなんて恐くない!快適に暮らすための安全マニュアル 石井佐知子著 合成界面活性剤の恐怖3 歯磨き剤の章より引用)
サッカリンナトリウム
サッカリンナトリウムは 人工甘味料で砂糖の500倍の甘さを持つ成分 。
お子さん用の甘い歯磨き粉によく使用されています が、 発がん性の疑いがあり、 日本では使用が禁止されていた添加物 です。
最近の研究により危険性は少ないとして使用可能となりましたが、 使用量の上限が定められています 。
それって安全な成分ではないからですよね。
実際に使用禁止の国があります。
酸化チタン(酸化Ti)
安定剤として使われる成分 です。
発がん性 があり、アルツハイマー、不妊などを引き起こす可能性が指摘されています。
フッ素
多くの歯磨き粉に使用されています。
発がん性 があります。
フッ素は「微量であれば問題ない」 「微量でも体に悪い」と専門家の意見が分かれています 。
サイトを調べると、ほとんどがフッ素は虫歯を防いでくれるから必要だと説いていて、フッ素の毒性については触れられていません。
歯科医院でも虫歯予防にフッ素塗布をしている所が多い ですよね。
フッ素は大量に取れば体に悪影響を及ぼすのは 多くの人が認めています。
神経毒として使用されてきた歴史もあるようです!
安息香酸ナトリウム・パラベン
防腐剤・保存料として使われています が、 発がん性の疑い があります。
避けた方がいいです。
研磨剤は歯には良くない
研磨剤は、下記の成分名で記されている他、 清掃剤 、 基剤 とも表示 されています。
成分名
シリカ、ハイドロキシアパタイト、ピロリン酸2Ca、ピロリン酸カルシウム、ピロリン酸ナトリウム、マイクロクリスタリンワックス、リン酸2Ca、リン酸水素カルシウム、リン酸水素ナトリウム、含水ケイ酸、無水ケイ酸、炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、酸化チタン、卵殻、歯磨用リン酸水素カルシウム、水酸化アルミニウム
研磨剤入りの歯磨き粉は、 歯を削って汚れを落とします。
タバコのヤニやコーヒーなどの汚れは歯を削ることで落ちやすくなりますが、歯の内部にある エナメル質も剥がれていきます 。
研磨剤が入っていない歯磨き粉で毎日歯を磨いたり、食事をすることでも、歯のエナメル質は少しずつ薄くなっていく ということです。
エナメル質が薄くなると、歯垢、歯石がつきやすくなります。
また、 知覚過敏などの原因 になるだけでなく 虫歯菌などの悪玉菌が歯の内部に侵入 しやすくなってしまうようです。
現在我が家で使っている歯磨き粉
今まで使っていた我が家の歯磨き粉は、成分表示を見ることもなく、そのときの気分で適当に購入していました。
恐らく危険な成分は入っていたでしょうね。
広告品の安い歯磨き粉を使っていましたから。
成分に毒性がある事実を知り、我が家で使う歯磨き粉を急いで見直しました。
近くの自然食品のお店には、 太陽油脂 さんの歯磨き粉 が4種類ほど置いてあったので試してみました。
その結果、 パックス石けんハミガキ に落ち着き、現在も使用中。
爽やかな使用感が気に入って何度もリピートしています。
危険な成分は入っていないしコスパも良し。
ですが・・成分を見て下さい。
研磨剤が入っているんですよね。
パックス石けんハミガキの成分・内容量
炭酸Ca、水、グリセリン、 シリカ、石けん素地、ハッカ油、ユーカリ油、カラギーナン
420g
恐らく、ほとんどの歯磨き粉に入っている成分だとは思います。
以前は研磨剤が入っていない太陽油脂さんの パックスジェルはみがき が一番磨きやすくてしばらく使っていましたが、コーヒー党の私は歯が黄ばんだのであきらめました。
私のように安価な歯磨き粉を長年使い続け、エナメルが傷つき、色素が沈着しやすくなっている者にとっては厳しい。
エナメルが傷ついていない子供さんの歯にはおすすめですよ。
いくら研磨剤が歯に良くないといっても、黄ばんだ歯を放っておくことはできません。
パックス石けんハミガキに変えて磨くと、黄ばみが取れました。
成分は以前と変わっていませんが、物価高で容量がかなり少なくなっていて、120gとなっています。
研磨剤なしでホワイトニング効果があって成分も安全な歯磨き粉なんてあるの?
研磨剤不使用なのにホワイトニング効果がある。
歯磨き粉の成分はすべて安全で飲み込んでも問題なし。
さらに付け加えると、コスパも良し。
そんないいとこ取りの歯磨き粉が存在するのかどうか詳しく調べてみることにしました。
いろいろなサイトを見て、紹介されている歯磨き粉を調べたけれど、ホワイトニング効果はあるけれど、避けたい成分が入っているものが多く、コスパが悪いのも多く、なかなか見つからない。
例えば「 チュラ トゥース ホワイトニング 」という歯磨き粉があるのですが、成分をよ~く見ると、安息香酸ナトリウム、着色で青色1号を使っています。コスパも良くない。
もう一つ例を出しますが、「 薬用しろえ歯磨きジェルホワイトニング 」という歯磨き粉。
これも成分をよ~く見ると、含水ケイ酸、炭酸水素ナトリウム(重曹)、酸化アルミニウムなどが入っています。
研磨剤ですね。
こうやって調べていくと、成分で?と思うものがあり、おめがねにかなうものが見つからない。
なかなか難しいですね。
今のところ2種類見つけていますので紹介します。
マイハビット~ナチュラル歯みがきジェル ホワイトニング ミント~
研磨剤を含まないジェルタイプ。
歯のエナメル層を傷つけません♡
ソープナッツエキス と クロジ果皮エキス が歯垢を除去して白い歯にしてくれるようです。
(ソープナッツエキスはサピンヅストリホリアツス果実エキスの別名)
かなりマイルドなミント風味なので 小さなお子さんもOK 。
家族で使えそうですね。
成分・内容量
グリセリン(湿潤剤)、水、マルチトール(甘味剤)、ソルビトール(湿潤剤)、キサンタンガム(増粘剤)、キシリトール(甘味剤)、クエン酸Na(調整剤)、サピンヅストリホリアツス果実エキス・ムクロジ果皮エキス(洗浄剤)、スイカズラ花エキス(保湿剤)、エタノール(溶剤)、メントール(清涼剤)、レモン果皮油・セイヨウハッカ油・ハッカ油・ローズマリー葉油(香味剤)
60g
安全な成分。言うことなしですね!!
はははのは
「 はははのは 」は、製薬会社メディカルドーズと共同開発されたオールインワンジェル歯磨き粉。
「はははのは」のホワイトニング効果は、成分中の「 3リン酸5NA(ポリリン酸ナトリウム) 」、「 メタリン酸Na 」、「 パパイン 」、「 ソープナッツ 」が作用しているから。
ホワイトニング効果がある4つの成分を含んでいるので、研磨剤なしでも磨きあがり
は驚くほどつるつるになるようです。
さらに10種類のオーガニック成分を配合。
1ヶ月しか持たないのでコスパは良いとはいえません。残念!
成分・内容量
水、湿潤剤:グリセリン、BG、清涼剤:エタノール、洗浄剤:3リン酸5NA、清掃助剤:パパイン、メタリン酸Na、プロテアーゼ、矯味剤:キシリトール、メントール、スクロース、グリチルリチン酸2K、湿潤剤:グリセリン、BG、清涼剤:ハッカ油、湿潤剤:グリセリン、BG、サピンズストリホリアツス果実エキス、マスチック樹脂水、アロエベラ液汁、ヤシ油、カンゾウ根エキス、アルテア根エキス、オリーブ油果実エキス、カミツレ花エキス、クマザサ葉エキス、セージ葉エキス、タチジャコウソウエキス、ハイブリットサイフラワーエキス、ホホバ種子油、ローズマリー葉エキス、パパイア果実エキス、サボンソウ葉エキス、キュウリ果実エキス、可溶化剤:PEG-60水添ヒマシ油、吸着剤:デキストリン、増粘剤:キサンタンガム、セルロースガム、PH調整剤:クエン酸、リン酸K、リン酸2NA、防腐剤:フェノキシエタノール
30g
ホワイトニングトゥースペイスト シルクパウダー
高倉新産業のブランド、メイドオブオーガニクスの商品。
メイドオブオーガニクスの商品は、オーガニック成分の配合率が高く安全性に優れたものを厳選し、医療専門家や研究者と共に商品を開発しているとのことなので安心です。
エナメル質を傷つけない、野生の蚕からとれる「エリシルク」を配合。
ただ、研磨剤として使われる炭酸カルシウム入っているんですよね、ここが気になります。
〜成分・内容量〜
※アロエベラ液汁(湿潤剤)、※エタノール(溶剤)、シルク(清掃剤)、※ヤシ脂肪酸K(保護剤)、※オリーブ脂肪酸K(保護剤)、炭酸水素Na(ph調整剤)、炭酸Ca(増量剤)、キサンタンガム(増粘剤)、水(溶剤)、バンブサアルンジナセア茎(清掃剤)、海塩(湿潤剤)、※スペアミント油(着香剤)、※セイヨウハッカ油(着香剤)、サボンソウ葉/根エキス(着香剤)、※ティーツリー葉エキス(着香剤)、※オリーブ葉エキス(湿潤剤)、パセリ葉エキス(着香剤)、セイヨウハッカ葉エキス(着香剤)、※ローズマリー葉エキス(着香剤)、セージ葉エキス(着香剤)、タチジャコウソウ葉エキス(着香剤)、※ステビアエキス(香味剤)、香料
※はオーガニック成分です。エタノールはさとうきび由来です。香料は天然由来です(保存料)。
内容量 100g
参考: https://www.amazon.co.jp/dp/B08214DCJB
まとめ
安全成分・研磨剤不使用なのにホワイトニング効果がある歯磨き粉はあります。
- マイハビット~ナチュラル歯みがきジェル ホワイトニング ミント~
- はははのは
- メイドオブオーガニクス ホワイトニングトゥースペイスト シルクパウダー
の3種類。
ホワイトニングトゥースペイスト シルクパウダーは、増量剤として炭酸カルシウムが入っているので、研磨剤不使用とは言えないかもしれません。
他にも候補は何種類かあるのですが、成分で?のものがあり調査中。
紹介するときは更新しますね。